なんだろこの記事

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20051117/224816/

日本オラクルは、米オラクルが年内に提供開始を予定する無償データベース・ソフト「Oracle Database 10g Express Edition」を、日本国内で提供しないことを明らかにした。Express Editionは、Oracle Database 10g Release 2に機能制限を加えたもの。オンライン・バックアップや管理ツールが使えないほか、日本語などの2バイト文字を使うことができないため、日本での提供を見送る。


これみてがっかりしてたんだけどね、実際にはこういうことらしい。

・2バイト文字が使えない
→現在のベータ版では扱えないけど、正式リリース版でちゃんと扱える


・日本では提供しない
→もともとオラクルには日本版とかそういう括りがない。単一製品で設定さえ変えればどこの国でもつかえる。
ということは日本のOTNで提供しようが米国OTNで提供しようが、モノは一緒。

ということらしい。
ちょっとこの記事は先走りすぎなんじゃないですかね。
ウソは書いてないけど、事実と違うように解釈できる書き方だし。
だいたいにして、

米オラクルのSQL対抗無償データベース、日本では提供見送り

という見出し。
SQLってたぶん「Microsoft SQL Server」のことなんだろうけど、IT関連の記事を書く人がこんな言い方するのも信じられない。
エンドユーザさんとこのおっさん達にはよくいるけどね。
OracleよりSQLの方がいいんじゃないか?ん?」
とかいう人。


そんなわけで、別にオラクル信者でもなんでもないけど、この記事にはなんか色々な意図が見え隠れしちゃって気分悪いかも。
気のせいならいいんですけどー。