「しんちゃん」グッズ販売できず=国内企業の商標登録を認定−中国裁判所

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060930-00000053-jij-int

 【北京30日時事】中国でも人気の高い漫画「クレヨンしんちゃん」に関する商標を中国企業が登録したため、中国国内でキャラクターグッズの販売ができなくなったとして、出版元の双葉社(東京)が商標登録取り消しを求めて訴訟を起こしたが、北京市第1中級人民法院(地裁)が訴えを退ける判決を下していたことが30日分かった。

いやいや、これはひどい
http://hotwired.goo.ne.jp/original/hamano/050531/index.html
ここらへんも参考に。
ちょっと時系列にまとめたとこだけ転載。

1991年 双葉社の雑誌に『クレヨンしんちゃん』連載開始。
1992年 テレビ朝日がテレビ・アニメーション放映開始。
1994年 双葉社、日本国内でおもちゃ、衣類、文具など20種類以上のカテゴリーで「クレヨンしんちゃん」の商標登録。
1995年 双葉社、台湾で台湾版の中国語タイトル「蝋筆小新」を商標登録。
1997年 広東省福建省、香港などにある企業4社が、絵柄と「蝋筆小新」を商標登録し、それらの企業からライセンス供与を受けた中国企業がキャラクター商品を発売。
2002年 双葉社海賊版漫画退治のために、中国に正規の漫画を発売開始。
2004年4月 双葉社がライセンス供与した上海の企業を通じ、『クレヨンしんちゃん』のキャラクター商品を中国で販売開始。
2004年6月 上海商工管理行政局は双葉社のキャラクター商品が「コピー商品」として店頭から撤去を命ずる。
2005年1月 双葉社中国当局に対し商標登録の取り消し請求。

本文中にあるけど、そもそもしんちゃんは中国で放映もキャラグッズの販売もしていなかった。
にもかかわらず高い人気があり、海賊版(中国では正規のものと認定されちゃったけど)が幅を利かせている実態がよくわかる。



そういえばこんなのもあった。
「中国文化を冒とく」――日本のアダルトゲームを中国人が非難
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0609/28/news087.html

 しかし問題の日本のコンピュータゲームは、露出度の高い少女が鎖でつながれた画像を特徴としており、「成人のみ」という警告が付いていると中国メディアは報じている。

 このゲームの設定は紅楼夢とはほとんど関係ないが、中国のインターネットユーザーは、メインキャラクター――林黛玉という名の病弱そうな少女――が紅楼夢のヒロインを直接モデルにしていると考えている。

 これらのネットユーザーは、このキャラクターはゲームの中で母親と外国人の間に生まれた庶子として描かれており、これは中傷であると主張している。

中国で販売していないゲームで、しかも中国ではおそらく所持することもできないであろうゲームで、なぜこれだけ細かくゲーム内の描写を批判できるんでしょう。
文化の冒涜という意味では俺もそうだと思うw
この手のゲームはやったことないけど、日本の歴史上の人物とかも相当すごい設定で出てくるものもあるみたいだし。
でもさ。


批 判 は 金 だ し て 買 っ て か ら に し ろ 。


といいたい。
どう考えてもお金だして買ってないでしょ、批判してる人たち。
中国国内でどう入手したのか、そこから聞かせてもらいたい。


しんちゃんとエロゲを同列で語るのもどうかと思うけどw



別に日本でも中国製品をボイコットしろとか言うつもりは全くないけど、こういう事が起ってるってことはもっと知ってていいかなーって思いました。