三枚おろし
前回のワラサ君は結構デカイやつだったので、
エラ、腹ワタ取り > 頭落とす > 三枚おろし
という手順だったけど、サバとか小さな魚は
頭落とす > 腹ワタ取る > 三枚おろし
でOK。
エラとか気にせずに、いきなり頭をどーんと落とす。
そしたら内臓をとって冷水で洗う。
あとは三枚におろすだけー。
はい、上手にできましたー。
ちなみに今回は大きな出刃包丁じゃなく、普通のステンレスの牛刀を使ってます。
ちゃんと理由があるんです。
手入れが楽。
鉄の包丁はちゃんと手入れをすればいつまでも切れ味を保てるんだけど、ホントに手入れが面倒なんです。
なんせ鉄だから、
使って放置 → サビだらけ
洗って放置 → サビだらけ
もうね、使ったら即クレンザーで磨く→砥石で刃を整える→水気を取る→乾燥→新聞紙などでくるんで保管
とやらないと、サビだらけで使えなくなるんですよ。
知り合いにいました。2万円の出刃包丁かって、1日目でサビだらけにしたやつ。
そういう意味でいうと、本当のプロが使う道具としては向いてないんです。鉄の出刃。
職人向けですね。
じっくり包丁の手入れとかする時間のある人が使うもんです。
スーパーの鮮魚コーナーの中の人とか、そういうところのプロは、ステンレスの牛刀使ってる人が多いと思う。
ステンレスだからサビないし、牛刀ならイワシからマグロまで、一通りの魚を下ろせます。
鍋の具材で野菜でもそのまま使えちゃう。
柔らかいからすぐ切れなくなるけど、ぱぱっと砥げばすぐに戻るし、安いから消耗品として使い倒せます。
そんなわけで、興味がある人はハンズの刃物コーナーいってみましょう。
安いのなら3000円も出せばステンレスの牛刀変えます。
今日使ってるのもそのくらいだったはず。
追記:思い出した
今回ステンレスの牛刀にした理由がもう一個あった。
酢でシメた魚を鉄の包丁できると、とんでも無いことになります。
腐食・・・・。
あ、腹の骨まだとってなかった。
次は中骨を抜くよ。